仕組みを分かりやすく解説!Amazonの適正な価格設定とは?

Amazonに商品を出品する中、何らかのきっかけで商品の販売価格を変更したことはありませんか?
例えば、他店で同じ商品を安価で販売しているのを発見し、他店より少しばかり販売価格を下げるケース、また、原材料や輸送コストの高騰により商品の販売価格を上げるケース等、セラーの皆さんが販売価格を変更するきっかけは多々あります。
転売目的で販売価格を吊り上げる悪質なケースもありますが、Amazon内にはAmazonが定める適正な価格設定が存在しており、それらの悪質事業者は淘汰される仕組みとなっています。

しかし、セラーの皆さんが悪意なく設定した販売価格が、Amazonから適正でないと判断されることがあるんです!
そうなった場合でも慌てなくてOK!解決策と共に、販売価格を設定する際のコツをご紹介します。

価格設定の健全性

Amazon内には「Amazonストアにおける適正な価格設定に関するポリシー」が存在していますが、販売価格が適正でないとAmazon側が判断した場合、ポリシー違反となり、Amazonの基準を満たす販売価格に変更されるまで出品停止となってしまいます。

セラーの皆さんからすると、「利益も重視したいし、販売価格の設定は自由じゃないか!」と言いたくなりますが、販売価格は安価すぎても高価すぎても抵触する可能性があり、AIによる自動識別で価格の誤設定として検知されてしまいます。
出品停止となってしまった場合は、販売価格の変更等、何らかのアクションを起こす必要があります。

出品停止の商品はどこから確認できるの?

価格設定の健全性に抵触している商品がある場合、セラーセントラルの「価格」タブ内にある「価格設定の健全性」に表示されます。
「停止中の出品商品」の箇所から、該当商品のASINや、どのような理由で出品停止となっているのかを確認しましょう。

参考価格は何が基準なの?

Amazon側から提示される参考価格には以下の要素が含まれており、これらを基にAIが自動識別し、価格の誤設定を検出しています。

・おすすめ商品(ショッピングカートボックス)の価格
・60日間の平均販売価格
・14日間の最高価格(Amazonが出荷および販売)
・定価

出品停止になったらどうすればいいの?

先述のように原材料や輸送コスト高騰の影響で、利益を担保するためにやむを得ず販売価格を引き上げたとします。
そんな正当な理由があっても、ポリシー違反と判断され出品停止となるケースは多々あります。

不当だと感じた場合は、まずテクニカルサポートに自店の事情と共に販売価格を引き上げた経緯を相談しましょう。
ただし、価格の誤設定はAIの自動識別によって検知されるため、ポリシー違反になった明確な理由を確認したくてもテクニカルサポートのスタッフから伺うことは不可能と言えます。
販売価格の引き上げに正当な理由があったとしても、出品停止となった商品を再出品したい場合は、「Amazonマーケットプレイスの適正な価格設定に関するポリシー」に従って、販売価格を変更するより他ありません。

出品停止を解除する方法

自店で設定した販売価格を変更することで、出品停止を解除することができます。
出品停止となっている理由によって進め方が変わってくるため、以下を参考に再出品を進めましょう!

販売価格が安価すぎて出品停止となっている場合

セラーセントラルの「価格」タブ内にある「価格設定の健全性」の中にある「価格の下限または上限」の箇所に、該当となった商品の販売価格より低い金額を入力し、[すべてを保存]をクリックします。これで出品停止が解除できます。

販売価格が高価すぎて出品停止となっている場合

多くのセラーの皆さんが悩んでいるのは「販売価格が高価すぎる」とAmazon側に判断されるケースです。
自社ブランド商品以外の商品を販売する事業者の場合、避けて通れないのが価格競争です。
特に母の日やクリスマス等の季節商品は顕著で、イベント当日が近づくにつれ各事業者は段階的に販売価格を下げるため、利益より売り切ることを重視するあまり、たたき売り状態になることも少なくありません。

Amazon側から提示される参考価格には60日間の平均販売価格が含まれますが、この中には最安値も含まれます。
そのため、イベントを終えて元の販売価格に戻した場合、販売価格と最安値に大きな乖離があるため、「元の販売価格より高すぎる!」とAIに認識されてしまう可能性があります。

元の販売価格で再出品するには?

該当商品の編集画面にある「メーカー希望価格」の欄に希望小売価格を入力することで、出品停止が解除できます。
ただし、利幅を大きくする目的で自店で設定している販売価格と「メーカー希望価格」に大幅な乖離がある場合等、出品停止が解除されないケースもあるため注意が必要です!

消費者目線の適正な販売価格とは?

セラーの皆さんが商品の販売価格を決定する際、同じ商品を販売している競合の販売価格を参考にすると思います。
自社ブランド商品の場合は価格設定の自由度が高いと言えますが、メーカー品を扱う場合は競合の販売価格をシビアに見極める必要があります。
中でもカートを獲得している競合の販売価格は非常に重要です。

相乗り出品者が格段に安く販売し続けていたことで、メーカーなのに定価で販売できなくなった事例もございます。
複数の出品者間で価格差があり、長期的に販売されていたことが原因で起こりました。

対象となった商品は他サイトのイベントで大幅値下げを行って販売しており、そこで仕入れてAmazon内で転売されておりましたが、止めるすべがなく、何もせずに放置していた為、Amazonでの適正価格が引き下がり、出品停止となりました。
状況により変わってきますが、この場合の対応方法は、仕入元を無くす、価格を合わせる、相乗り出品者への警告、権利侵害(ブランド登録必須)等があります。

まだブランドを登録されていない方はこちらのブログ記事をご参考ください!

≫Amazonブランド登録ってした方がいいの?

競合の販売価格の調べ方

カートを獲得している競合の商品詳細ページから、同じ商品を販売している他の競合の販売価格を確認することができます。
同じ商品を新品で販売している競合を確認したい場合は、[新品の出品]をクリックします。
同じ商品を中古で販売している競合を確認したい場合は、[中古品の出品]をクリックします。

ライバルになる競合とは?

他社の販売価格にはバラつきがあるはずですが、カートを獲得している競合の販売価格に近いほど売れている可能性が高まります。
そのため、カートを獲得している競合の販売価格に近い店舗が競合になります。
現在の販売価格以外にも、過去の販売価格や商品の売れ行きは価格設定時の重要なファクターとなりますが、これらの情報が可視化できるツールが存在しています。

相場の把握にはKeepaの利用が◎

Keepa(キーパ)は、Amazonに出品されている商品の販売価格や月間販売個数がグラフ形式で表示される便利ツールです。
現在だけではなく過去の販売価格も確認できるため、価格変動を把握することができます。
競合をリサーチできて販売価格の最適化が図れるという意味でも、セラーにとって非常に便利なツールですが、どのようなタイミングで価格が変動しているのかが分かるため、消費者にとっても便利なツールと言えます。

Keepaは購入前の下調べにも最適!

Keepaには目当ての商品が値下がりしたタイミングで知らせてくれる便利な機能があります。
通知して欲しい金額を予め設定しておく必要がありますが、メールやTwitter等、自分の都合の良い通知先を選択しておけば、わざわざ商品詳細ページを見に行かなくても買い時が分かります。
Amazon内で開催する大型イベント時には多くの店舗が販売価格を変更する可能性があるため、目当ての商品がある場合は、Keepaを利用して通知設定しておくと買い物がスムーズでしょう。

Keepaの導入方法は?

Keepaは無料で使用できます。
PCでもスマートフォンでも利用できるので、まだ使ったことがない方は是非使ってみましょう!

①PCの場合
ブラウザの拡張機能として使用します。対応しているブラウザは以下です。

・Firefox
・Google Chrome
・Opera
・Edge
・Safari

≫Keepaのインストールはこちらから

②スマートフォンの場合
アプリを使用します。

≫(App Store)Keepaのダウンロードはこちらから

≫(Google Play)Keepaのダウンロードはこちらから

Amazonの適正な価格設定のまとめ

販売価格の決定には、自店の利益担保と共に競合リサーチが重要です。
消費者目線と価格設定の健全性を意識して、最適な販売価格を設定しましょう!

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