Amazonの出品アカウント作成には何が必要?

Amazonには商品購入用のアカウントと、商品出品用のアカウントが存在します。
Amazonプライム・ビデオを観る場合は商品購入用のアカウントがあればOKですが、Amazonへの出品には商品出品用のアカウントが必要です!

商品出品用のアカウントを作成することで、Amazon内で商品を販売するための管理画面であるセラーセントラルが利用できるようになります。
Amazonの商品出品用アカウントを作成する前に準備しておきたい項目や確認事項をまとめてご説明します。

Amazonの商品出品用アカウントを作成する前準備

Amazonの商品出品用アカウントを作成する上で押さえておきたいのが「出品プランの選択」「必要書類の準備」です。

①出品プランの選択

Amazonの出品プランには「小口出品」「大口出品」の2種類が存在します。
小口出品プランの場合、商品を1点販売するごとに100円+販売手数料がかかります。

大口出品プランの場合、販売点数に関わらず毎月4,900円+販売手数料がかかりますが、APIやレポート等の詳細な出品用ツールを使用することができます。
販売手数料は商品カテゴリーごとに異なりますが、8~15%程度となります。

1ヵ月に50点以上販売する場合や高度な販売ツールの使用を希望する場合は大口出品を選択すると良いでしょう。
プランは出品後でも変更が可能なため、初期段階は小口出品で様子を見つつ、大口出品を検討するのもおすすめです。

②必要書類や情報の準備

商品出品用アカウントを作成する際は、PCまたはSPを使用します。
作成時には以下の情報と本人確認書類が必要となります。

・銀行口座番号
・有効なクレジットカード
・行政機関発行の顔写真付きの身分証明書
・過去180日以内に発行された取引明細書1部
・電話番号
・ビジネス用のEメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント

銀行口座番号

Amazon側から売上金を受け取る際に必要となります。

有効なクレジットカード

契約する出品プランの費用や配送料、手数料を支払うために必要となります。

行政機関発行の顔写真付きの身分証明書

パスポートまたは運転免許証の利用が可能です。
パスポートを使用する場合、必ず署名を記載してください。
マイナンバーカードの利用は不可となります。

過去180日以内に発行された取引明細書1部

クレジットカードの利用明細書・インターネットバンキング取引明細・預金通帳を準備しましょう。
アカウント作成時に登録したクレジットカード以外の利用明細書でも問題ありません。

電話番号

プライベートで利用している電話番号を掲載するのに抵抗がある場合は、IP電話番号付与サービスを利用し、050から始まる新たな番号を取得するのがおすすめです。

ビジネス用のEメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント

Amazonへのサインイン時に使用したり、Amazonからのメールを受け取る際に必要となります。Eメールアドレスは出品後でも変更が可能です。

上記に加え、法人の場合は会社情報(法人番号・登記簿上法人名(ローマ字・日本語)・本社所在地 (住所)・郵便番号・店舗名)も必要です。
登記簿謄本を準備し、記載している情報を確認しましょう。

必要書類はデジタル形式で提出することになりますが、提出時のデータにはAmazonが定めたルールがあります。
以下のリンク先から事前にファイル形式やファイル名のルールを確認しておきましょう!

≫Amazon本人確認手順

Amazonの商品出品用アカウントの登録

出品プランの選択と必要情報が揃ったら、出品用アカウントの登録です。
以下のリンク先から早速進めていきましょう!

≫Amazon出品用アカウント登録手順

ページ内にある[さっそく始める]ボタンをクリックします。

[Amazonアカウントを作成]をクリックし、名前・Eメールアドレス・パスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
入力したEメールアドレス宛に確認コードが届くので、空欄に入力し、[アカウントの作成]をクリックします。

会社の所在地または住所・業種を選択し、氏名を入力したら、[同意して続行する]をクリックします。

ここまでは法人と個人事業主で同じ流れとなります。
[同意して続行する]をクリックするとそれぞれの情報入力画面に遷移します。

①法人の場合

登記簿謄本を準備し、必要項目を入力します。

※「確認のための電話番号」は、現在ご利用されている個人の電話番号(連絡が取れる電話番号)を入力してください。
※「主なご担当者のお名前」の欄には本人確認される方と同一の担当者名を入力してください。

出品者の個人情報を入力します。

※「国籍」を選択すると身分の証明項目が表示されます。
※「身元の証明」の欄はパスポートまたは運転免許証を選択してください。

クレジットカード情報を入力します。

※登録したクレジットカードから月額登録料が支払われます。
※月額登録料を上回る売上が計上された場合、支払いから相殺されます。
※Amazon出品用アカウントに登録すると、アカウントの関連付けが自動的に作成され、オーストラリア、日本、シンガポール、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、北米、ヨーロッパのストアで出品できるようになります。1つのストアで出品する場合は、そのストアの手数料のみが請求されます。
登録後、セラーセントラルのセルフサービスツールを使用して、アカウントを解約したり小口出品に切り替えたりすることができます。

出品するストアの情報を入力します。

本人確認書類をアップロードします。
アップロードする前にAmazonが定めた以下のルールに沿っているか今一度確認しましょう!

■身分証
∟記載のある氏名はセラーセントラルに登録する情報と一致している。
∟顔写真が入っている。
∟有効期限内である。

■画像
∟スマートフォン等で撮影した画像、または原本のスキャンデータである。(スクリーンショット・画面キャプチャは審査対象外)
∟画像またはPDFデータはカラーである。 (白黒は審査対象外)

■ファイル
∟ファイル形式はpng、tiff、tif、jpg、jpeg、pdfのいずれかである。
∟ファイル名に絵文字や特殊記号(例: $, &, #)を使用していない。

全てアップロードが完了したら、[送信]をクリックします。

②個人事業主の場合

出品者の個人情報を入力します。

※「国籍」を選択すると身分の証明項目が表示されます。
※「身元の証明」の欄はパスポートまたは運転免許証を選択してください。

クレジットカード情報を入力します。

※登録したクレジットカードから月額登録料が支払われます。
※月額登録料を上回る売上が計上された場合、支払いから相殺されます。
※Amazon出品用アカウントに登録すると、アカウントの関連付けが自動的に作成され、オーストラリア、日本、シンガポール、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、北米、ヨーロッパのストアで出品できるようになります。1つのストアで出品する場合は、そのストアの手数料のみが請求されます。
登録後、セラーセントラルのセルフサービスツールを使用して、アカウントを解約したり小口出品に切り替えたりすることができます。

出品するストアの情報を入力します。

本人確認書類をアップロードします。
アップロードする前にAmazonが定めた以下のルールに沿っているか今一度確認しましょう!

■身分証
∟記載のある氏名はセラーセントラルに登録する情報と一致している。
∟顔写真が入っている。
∟有効期限内である。

■画像
∟スマートフォン等で撮影した画像、または原本のスキャンデータである。(スクリーンショット・画面キャプチャは審査対象外)
∟画像またはPDFデータはカラーである。 (白黒は審査対象外)

■ファイル
∟ファイル形式はpng、tiff、tif、jpg、jpeg、pdfのいずれかである。
∟ファイル名に絵文字や特殊記号(例: $, &, #)を使用していない。

全てアップロードが完了したら、[送信]をクリックします。

法人・個人共に本人確認書類をアップロード後に、Amazonの担当者とビデオ通話を行う必要があります!
ビデオ通話の主な内容は本人確認と申請内容や提出書類の不備に対する修正指示ですが、WEBカメラ越しに本人確認資料を提示することがあるため、事前にPCの環境設定と電波状況を確認しておきましょう!
修正が完了し、ビデオ通話が終了すると、約3営業日後にEメール宛に審査結果が届きます。

Amazonの出品アカウント作成のまとめ

楽天やYahoo!ショッピングと比較すると、アカウント登録までの流れはスムーズと言えますが、セキュリティ面への配慮からビデオ通話が必須となっています。
当日バタバタしないように提出資料の確認と事前準備をしっかり行い、審査通過を目指しましょう!

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