ラッピングやパッケージは、売上に大きく影響します。
「初対面の印象は15秒で決まる」と同じくして、商品が届いた際に外箱を開封した際のラッピング(初対面)によって、商品価値が高まる⇒顧客満足度の向上⇒リピーター増加と良いサイクルが生まれます。また、贈られた側が新規客になる事もあります。年末商戦が盛り上がる時期ですが、ネットショップでは既に先のイベントを考えなくてはいけません。まさに今バレンタインの企画や準備に追われているのではないでしょうか。
弊社で過去にスイーツを販売している店舗で、バレンタインラッピングに注力する提案を実施しました。変更前は通常ラッピング1種でしたが、①バレンタイン限定ラッピング ②手書きメッセージカード対応 ③ラッピングセット(メッセージシール、リボン、袋)を追加したところ、注文数が約3倍に上がりました。
工数が増えた分、バレンタイン利益も単純3倍になったわけではないですが、バレンタインで満足頂いた結果、母の日や父の日にもリピーターに繋げることが出来ました。
ギフト商品は、ラッピングを見直す事で商品価値を高める事が可能ですが、折角準備してもその内容を訴求しなければ意味がありません。熨斗対応も同様です。ページ内でしっかり訴求をしましょう。
色々な店舗を見ていると、別ページでしっかり記載有るにもかかわらず、肝心の商品購入ページでの記載が目立たないことがあります。顧客視点で自店舗を見直すと、意外とこの手の問題が見つかります。「基本に忠実」とはまさにこのような細かいところのメンテナンスです。基本的には手間と時間をかけずして、売上は上がりません。
現在、ネットショップでは俯瞰的にみるとリアルでのサービスレベルを求めている傾向と言えます。ネットショップは人対人のサービスであると改めて認識して、対応していく必要がありますね。