ECコンサルの選び方

Contents

①そもそもECの売上ってどうやって上げるの?

ECコンサルの説明と売上の構成比など

EC業界の市場やEC事業の運営状況から改善点を読み取り、店舗の悩みをヒアリングし、現在の月商からどうやって売上を上げていくのか、店舗それぞれにあった施策と計画を構築し提案・支援して実績を出す職業がECコンサルティング代行です。
以前のEC業界ではパソコンからの購入がほとんどでしたが、現在の売上構成として、スマホが70%、パソコンが30%で構成されているといわれています。

良い店舗運営とは?どこを伸ばせば良いのか?

購入数を増やすには、価格と内容をみて購入して良かったと思えるお試しなどのフロント商品などを作り、そこから良いものだと価値を感じてもらえるバックエンド商品へ誘導して購入数を増やしていくのがよいと言われています。
・入口商品を作る
・リピート商品を作りリピート購入してもらうための施策を検討・実行し購入頻度を増やす。
・客単価を上げる。

売上はすぐに上がるの?

最近はネットショップも手軽に出せる時代になった為、とりあえず売れる商品があるので店舗を出店した、などは良く聞きますが、その商品がその時点で需要があるものであれば、すぐの売り上げを見込める事もあるが、他店舗も同様に参入し価格競争になる可能性も高いので、店舗は長続きしないといえるでしょう。

しっかりと市場調査し、競合が少ないが需要があると考えられる商品を準備し、しっかりと戦略を立てて集客・運営をしていきましょう。一定の売上から安定したが見込めるようになるには、基本的には数か月~数年はかかるとかんがえていいでしょう。

 

②ECコンサルって何をしてくれるの?

主にどんなことをするの?

ECサイトの売上を上げるために、コンサルティング代行を希望する企業の運営状態を把握し、業務の改善施策(広告による集客施策、運営戦略、商品改善、サイト構築、その他)を提案し、自社ECやモール(楽天、Amazon、Yahoo!ショッピング、その他モール)の実績を上げる為の支援を行います。EC業界は変動が激しい為、常に新しい情報を常に収集しながら、その状況に合わせて提案していきます。

戦略立案(売上を伸ばすために何を行うのが良いかを考え分析し。年ベースで運営事業計画などの戦略を作成し提案する)
・サイト改善(店舗が売り上げを上げるために何が問題か洗い出し、分析し、改善内容を提案する)
上記を提案し行って行い、実行した際の検証結果などを元にさらなる調整を行う。
その中には下記のような内容も含まれます。
・店長や管理者のスキルアップの為の、知識やノウハウなどの提供。
・広告の費用対効果のアップ。
・商品ページ強化の提案。
・商品開発の提案など。

チャネルって何?

集客の為の媒体や経路のことをチャネルといい、主にオムニチャネル、クロスチャネル、マルチチャネルの3種類のチャネルがあります。

マルチチャネル:

顧客に対してカタログ、テレビショッピング、ECサイトなど複数の購入経路を提供する販売戦略で、各チャネルは独立している。顧客管理や在庫管理なども別々の為、顧客からみると別のサービスであると認識される。

クロスチャネル:

マルチチャネルから在庫管理や顧客管理などを複数のチャネル間でシステム連携させた販売戦略。

オムニチャネル:

顧客に対してあらゆるメディアと接点させ、購入経路を気づかせない販売戦略。
どのチャネルを利用していても、同じように一貫したサービスを提供する、マルチチャネルやクロスチャネルから発展した販売戦略。

 

③会社の規模によって変わるECコンサル内容

大手・中堅企業やメーカーに求められるECコンサルティングとは?

大手企業で既に長くEC事業を続けている場合は、運営していく方向性が既に年間を通して決まっている事が多く、担当者自体がある程度どう運営すればいいか、必要な情報の収集方法や判断を理解している事が多い傾向があります。その上での売り上げを上げる方法を求められますので、現時点での運営実績からの改善施策・運営戦略の提案はもちろんの事、オンラインだけでなくオフラインなどの多方面の提案が重要となります。
コンサルティングの対応も、プロジェクトのみに対しての契約、包括した全ての内容に対する顧問契約、期間を設けたスポット契約などいんな携わり方があります。

中小企業に求められるECコンサルティングとは?

中小企業向けに、現在の運営店舗を外部から見て、オンラインショップの課題点の提示や、その内容に対する対策案の提案のみだけにしぼった小規模や1回提案のみのコンサルティングから、しっかりとカートシステムやモール内部情報を調査し、現在の運営実績データから、今後の改善施策や、運営方向、経営指標などの細部の提案を提供する大規模なものまであります。

 

④費用はどのくらいかかるの?

一般的な契約内容や期間のしばり、相場はいくら?

コンサルティングははじめてからすぐに成果がでるものではないので、一般的には1年が多い。
最近は数か月~半年なども増え、そのタイミングごとに更新という形も増えてきている。
報酬費用は大体、基本料金のみ、基本料金+成果に対する歩合、完全成果報酬の3通りが多く、コンサル領域にあわせて5万~10万など比較的安いものから、大規模のものになると数百~数千万になる場合もある。

一般的な成果報酬はいくら?

成果報酬は行った物事に対して求める成果や状況になった場合にのみ報酬が発生し、固定費用が一切発生しない仕組みです。
コンサルティングの場合はコンサルティング内容で対応し返ってきた成果すべてが対象になりますが、報酬金額はコンサルティング会社によって異なり、月額売り上げの数%~数十%など様々です。

 

⑤ECコンサルのメリット・デメリット

内制でECコンサルを行った場合のメリット・デメリットは?

[メリット]

・データーが社内に残りやすい為、
・迅速に社内で情報共有できる為、検討した内容を即決定するなどの実行がしやすい。
・重要な情報が社外に流出しない。
・運営し得た情報が経験値として社内に蓄積される。

[デメリット]

・初心者であっても必要な人員分の給料が発生する為、最初はマイナスになりがち。
・退職する時に対応できる人がいなくなり
・最初から動ける人員がいない。

外注する場合のメリット・デメリットは?

[メリット]

ECモールで店長を務めたり運営経験・コンサル経験などがあるスタッフが担当する事が多い為、ECノウハウが豊富なスタッフが入ることにより、様々な業務に経験豊富なスタッフが即座に対応でき、内製で行うよりも素早く効率的に作業ができ、そこからの増益が見込めます。

[デメリット]

・データーが社内に残らない
・ 考える部分の全てをお任せする事になるので、担当からはずれたときの考え方の情報が共有できないので、今まで行ってきたクオリティが維持できない。
・情報の共有に時間がかかる為、検討から実行までのタイムラグなどが発生する可能性がある。

 

⑥多店舗展開のメリット・デメリット

多店舗展開って何?

既に運営をしている状態で、さらに複数の店舗を展開することを多店舗展開といい、例えば楽天は男性より女性のほうが利用者数が多かったり、それに対しAmazonは男性の利用者数が多いなどモールごとに客層が固定化してきている為、その固定化している客層への新たな対策の為に多店舗展開が必要となってきます。

多店舗展開のメリット・デメリットは?

[メリット]

全体的に売上規模が拡大できる為、長く見ると経営が安定する。
商品を大量に仕入れる事により仕入れ単価を抑えコストを削減できる。
店舗が増えることにより、単純接触効果が増えてそのカテゴリで接触する回数が増え、認知度が向上し好感度が印象を高めることができる。
ブランディングの強化ができる
1店舗で運営した場合にその店舗が不意の事情により売り上げ不振に陥った際に、他の店舗を運営している事によって売上低下などのリスクを防ぐことができる。
複数の店舗の分析ができるので、多種多様な情報を集め運営にいかすことができる。

[デメリット]

増えた店舗分だけ必要経費が増える。
店舗分人材が必要になる。
システム化することにより費用がかかる。

 

⑦SNS運用ってどんな感じ?

インスタ・Twitterは認知活動やファン囲い込みに最適です。

Twitterはその手軽さから、フォロワーとの距離が近く感じる世界観があるので、時事ネタやネットスラングもうまくおりまぜ、Twitterユーザーの求めているコミュニケーションを行いファンを増やしていく。
たとえばローソンオフィシャルアカウントのあきこちゃんのようにキャラクターを仕立てキャラクターに話をさせたり、SHARPオフィシャルアカウントの中の人のように第三者の視点から発信し親近感を持たせるケースもあるが、基本的には方針をしっかり決めてその方針に基づいた運用をしていく。

LINE公式はファンからリピーター育成をするのに最適です。

LINE公式アカウントはメッセージを不特定多数の顧客に一斉送信することができるほか、9つの機能を兼ね備えており、管理画面で投稿したインプレッション数やクリック数などの確認をすることが可能です。
見込み客やリピーターとのつながりを強めることができるツールです。

①メッセージ機能

企業に興味関心を持って登録してくれた友だちに対してメッセージを送ることができ、お伝えしたい情報、キャンペーンやイベントなどのPRなどを行いそこから商品購入へ誘導する事が可能です。

②LINEチャット

友だち登録したユーザーと直接コミュニケーションをとることができお問い合わせや予約などに利用する事ができます。1対1または複数のユーザーを含んだグループでのチャット対応が可能になりました。

③応答メッセージ/AI応答メッセージ

ユーザーから送られたメッセージに対して、自動で応答する「応答メッセージ」「AI応答メッセージ」があり、こちらを使用することにより、よく聞かれる質問を自動に答えるなどの簡易的な自動返信が可能です。
キーワードに対しての返信を管理画面上で設定することができる「応答メッセージ」と、メッセージを受けたときにAIが内容を判断して適切なメッセージを返信する「AI応答メッセージ」があります。

④リッチメッセージ/リッチビデオメッセージ

画像やテキストなどの情報を1つにまとめ、簡潔にわかりやすく訴求できる機能でテキストだけよりも視覚的にわかりやすく、情報を伝えることができます。

⑤リッチメニュー

トーク画面下部に表示されるメニューで、外部サイト、クーポン、ショップカードへ誘導できる機能です。

⑥タイムライン投稿

トークリストとは別に、タイムラインにも投稿ができ、投稿された情報は、ユーザーがメッセージやタイムライン上で別の友だちに共有でき、共有された情報は公式アカウントと友だちになっていないユーザーも閲覧可能です。

⑦ショップカード

LINEのトーク画面から使うことができるショップカードが作成できます。紙のショップカードのように、商品購入やサービス利用・来店などでポイントを貯め、商品や割引券と交換することができるようになります。

⑧クーポン、抽選

LINE上で使用できるクーポン・抽選が作成できます。作成したクーポンや抽選はメッセージ・タイムラインなどで配信・投稿が可能です。

⑨その他

運営する企業やブランドの基本情報がwebでも掲載されるプロフィールページや、ユーザーの属性別にメッセージを送るセグメントメッセージなどがあり、企業や店舗の課題に合わせた販売促進・集客施策が可能です。

facebook…

 

⑧モールECコンサルと自社ECコンサルは何が違うの?

①楽天市場のECコンサルティング

多数あるモールの中でもネットショップ黎明期である1997年からあり、国内で非常に長く続いているモールで、出店料や手数料はほかのモールと比べ高いが、季節に合わせたイベントから、月に約2回あるマラソン、3か月毎に行われTVや広告など外部に掲載されるスーパーセール、楽天クレジットカードでの高ポイント還元など、集客力も強いモールです。
競合他社が多いため、類似商品が多かったり、人気のカテゴリであるとすぐの売り上げをあげるのはむずかしいので出品する商品が楽天にあっているか。
他社よりモールの特有のSEO対策や広告の実行など、自社とは違うコンサルティングが必要になります。

②Amazon(アマゾン)のECコンサルティング

すぐ商品が届きやすいという利点から、男性に指示されています。
大手企業から個人経営と思われる店舗までさまざまな店舗があります。
アマゾンの倉庫から出荷するFBA(フルフィルメント by Amazon)などの機能もあります。
お届け期限の細かい設定などが必要で、発送がおくれることが増えると出店ができなくなるなど店舗側にも細かい規制があります。
食品・健康食品・化粧品などは説明文の細かいチェックがあります。
カテゴリ内で競合商品が購入時のカートでの表示順番で1位となるために販売価格を安くし送料でその分の費用を取ったりされる事もありますが、
売上を上げたい商品の市場の状況を状況を確認し、SEOの調整や現在の商品ページの改善点を提案します。
商品の良さ・機能・効果・イメージ・比較などを訴求するために有効な商品紹介コンテンツの制作方法、あわせてAmazonの広告(スポンサープロダクト広告、スポンサーブランド広告、商品ディスプレイ広告)の運用も提案いたします。

③Yahoo!ショッピングのECコンサティング

楽天と比べ集客は落ちるが、Tポイント連携や、ソフトバンク連携でのポイントアップ企画などが目玉。
出店料などの費用がかからなくなり色々な店舗の参加が増えたが、店舗側に広告購入や割引商品などを優先掲載する方向性になり、競合他社との価格競争におちいりやすくなった。
類似品のないオンリー商品などは動きやすい。

④Qoo10のECコンサティング

Qoo10は、韓国の大手ショッピングサイトGmarketの創始者ク・ヨンベ氏とアメリカのネットオークションサイトeBayが共同出資をして設立した【ジオシス合同会社】が運営しており、日本ではeBayが運営しています。
最初はレディースファッションやコスメの取り扱いが多くありましたが、eBay買収後ではフードや家電・ゲーム・スマホ関連用品などのデジタル系、メンズファッションなどの取り扱いが増えています。

⑤SHOPLISTのECコンサティング

10~30代台位までの若者向けのファストファッションを数多く販売し、特に商品の安さを売りにしたファッションサイトです。
安さを売りにしている為、以前は安かろう悪かろう・値段相応という店舗が多かったようですが、最近は品質のよいファストファッション店舗の参入増えています。
NTTドコモと連携している為、Dポイント払いが使える、貯められるなどの特典があります。
30代位までのファストファッションを中心に取り扱う場合は、参加検討してみるのも良いでしょう。

⑥自社ECサイトのコンサルティング

既に一定の集客があるモールと違い、自社ECサイトは検索エンジンから自力で集客をしないといけない為、SEO対策や質の高いコンテンツ作りが必須となります。
出店料や手数料などが発生するしない為、利益率は高めで利用するシステムにより初期費用を抑えることが可能です。

 

⑨チャネルごとのECコンサル内容について

①楽天市場のECコンサルティング

売れ筋商品育成

その店舗で一番集客ができる目玉商品を作り、その商品から他の商品へ誘導を行う施策を提案いたします。

楽天サーチ・楽天検索エンジンの最適化(集客)

商品に対して必要な情報を選定し、提案する。随時変動する為、状況に応じながらも根本的なところからはずれないキーワードの提案をする。

サムネイル対策

楽天が明記しているガイドラインを把握・参考にして、情報が見やすく検索で目を引くデザインを提案をします。

商品ページ改善

現在あるページを確認し、お客様が必要と感じるであろう情報をしっかりと載せ、大きくて見やすいページデザイン、スマホページの充実した情報ページへの改善点などを提案。

回遊率の改善

同じカテゴリの類似商品やセットへの誘導させたり、送料別の商品は一緒に買うと送料無料になる商品の紹介など、お客様がお得に楽に買い物ができるようにお客様目線に立ったページ誘導の提案を行います。

リピーター対策

一度購入された方にリピート購入して頂く為には、競合他社との差別化を図るサービスが必要になりますので、サンクスメールや限定クーポン、メールマガジンなどのネットショップ上で行うオフラインの施策から、お届け時の同梱物などのオフラインサービスの施策など、リピートしてくださった貴方へという特別感を演出し、顧客満足度を上げる提案を行います。

広告対応

楽天市場広告、検索連動型広告(RPP広告)、ニュース広告、運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)など楽天には多種多様な広告がありますが、この中でどの広告が現状に合うかを判断し実行の提案いたします。
広告の選択から、テキスト・画像の提案などを行い、広告掲載後は広告からの流入状況に応じて、修正・変更のご提案などもいたします。

イベント対策

季節限定の特集イベントや、マラソン・スーパーセールなどのセールイベントにあわせて、商品の割引やポイント企画を行うのがよいでしょう。

②Amazon(アマゾン)のECコンサルティング

Amazonでの商品戦略

掲載を検討する商品の、検索順位1ページ表示が望ましい為、アマゾンのSEO対策として、ブルーオーシャンを狙えるキーワードの調査と対策。商品名や、商品説明文の情報の充実。
スポンサープロダクト広告で狙ったキーワードでの掲載の対策、効率の良い広告運用を提案をいたします。

商品ページ対策

ガイドラインに沿った商品名・商品仕様・商品説明文・サムネイル画像・検索キーワード・キャッチコピーなどの調整、amazonのテンプレートに合わせた商品紹介コンテンツの作成に対してのご提案を行います。
商品仕様であればカテゴリにそった文字数やNGキーワードの提案、サムネイル画像であればエラーにならない内容の画像やサイズなどの提案などご相談に応じて内容を確認の上、細かくご返答いたします。

広告対策

「スポンサープロダクト広告」「スポンサーブランド広告」の運用についてのご提案をいたします。
申し込み資格に対しての対応から、広告の種類、キーワードの選び方、入札単価、マッチタイプの選択など、状況に応じてその時に最適な内容のご提案をいたします。

販促施策の提案

Amazonが提供する、クーポンやタイムセールなどの販促施策を利用したプロモーションをご提案いたします。
クーポンの使用方法、毎日行われているAmazonのタイムセールを利用方法など、効率的な運用の方法をご提案いたします。

サポートとの折衝

Amazonにもヘルプページはありますが、商材やジャンルによって内容が変動する為、ヘルプページのみで解消できない場合もあります。
対処方法として、テクニカルサポートでのメール・電話・チャットでの対応となりますが、他モールと比べわかりづらい点もありますので、その際のご相談にも対応しております。

③Yahoo!ショッピングのECコンサティング

Yahoo!ショッピングの検索対策

Yahooも楽天と同様に、キーワードを厳選して入れる通常のSEO対策がありますが、その対応だけではなかなか検索順位も上がりませんので、ストアマッチ広告、ソリューションパッケージ広告、PRオプション広告、プロモーション広告などで検索で上位に出しお客様の目に留まる回数を増やす施策が必要となります。

サムネイル対策

検索などで表示される商品画像は大きくきれいな画像を作成する必要あがります。
ページのデザインも大きく見やすいページの作成が必要になりますが、制限もあるので、そのサイズにおさまるよう作成する必要があります。

ページ改善

お客様が必要と感じるであろう情報をしっかりと載せ、大きくて見やすいページデザイン、スマホページの充実した情報ページへの改善点などを提案。画像サイズの制限があるので注意する。

リピート施策

楽天と同様に、クーポンやポイントなどのオンラインショップ企画から、お届け商品へチラシ同梱やおまけをつけるなどのオフラインの部分を行い、リピートして頂くためのサービスの提供が必要です。

⑥自社ECサイトのコンサルティング

自社サイトと競合サイト分析

自社サイトと自社の競合となるサイトをアナリティクスやシミラーウェブなども利用し調査比較します。
検索キーワード、サーチエンジンの検索順位、自社が取り扱う商品のEC業界でのトレンドをモニタリングし分析します。

SEO対策

その商品を購入してもらう為にどのようなキーワードで集客すればよいのか、競合はどのようなキーワードで集客をしているかなど、色々な面から調査・精査し提案いたします。実行後は検索順位などの動向を見ながら順位を上げる為に時には広告の掲載なども検討・提案いたします。

コンバージョン率の改善(サイト改善・スマホ対応)

閲覧者が欲しているで情報を解析しその内容を載せたページ作成の提案いたします。さらにほかの商品なども検討してもらうために、ページを回遊させるための導線の検討・提案いたします。

リピート施策

次回購入に使えるク-ポンの発行。
会員登録し購入すると次回購入で使えるポイントの付与。

 

⑩困ったらこれ!業務効率化ツール

在庫連動

毎日の注文対応では、サンクスメールから始まり、発送準備をして運送会社様へお荷物をお渡しする。発送が完了すると、お客様へ発送完了した旨と送り状番号を記載して発送完了メールを送る。また、入荷・欠品などの在庫の調整をその都度行います。例えば複数店舗に出店していたらその数だけこちらの対応をしなければなりません。1店舗だけでもそれなりに時間が掛かり注文数が増えれば増えるほど比例してバックヤードを担当するスタッフさんは多忙になります。
それらの作業時間を減らすことができるツールが在庫連動システムで一元管理システムとも言われます。複数店舗を一元管理できる為、業務効率化をサポートしてくれます。
また、複数店舗の注文を集約するので、全体の注文分析の活用も可能。

ネクストエンジン

Hamee株式会社が提供する導入実績NO.1のECサイト運営業務を一気通貫で効率化・自動化できるシステムです。
またHameeは、スマホケースのネットショップを運営していることから、実際の業務フローから生まれた、あったらいいなの機能を網羅してます。
ヤフオク!・AmazonFBAと自動で連携できる機能もあり。
・料金
初期費用:無料
月額費用:10000円~
従量課金:あり

クロスモール

株式会社アイルが提供する複数ネットショップの在庫・商品・受注・発注/仕入管理ができる多機能ASPソフトで、ネットショップを運営するのに必要な業務をすべて一元管理できる。
複数のネットショップの運営に必要な業務を効率化して、より最適な店舗運営を可能にします。
アラジンオフィスとの連携もできます。
・料金
初期費用:無料
月額費用:5000円~
従量課金:なし
システムの不明点があった際などサポートデスクへ連絡するとすぐに繋がり問題解決までのスピードがとにかく早いサポート体制◎

賑わい演出

ogaria

現在も現役でネットショップを運営する会社が運営する、モール運営で有効な、賑わい演出システムや、ランキングシステム、受賞履歴の掲載、ポイントバナーの切り替えのツールなどを中心に、滞在時間や回遊率をUPさせる目的のツールを多く提供している。
楽天GOLDやYahoo!トリプルを使用するツールが多い為、各モールのサーバー使用申し込みなどが必須になる。
・料金
初期費用:無料
月額費用:19,800

ウルトラASP

2003年設立したグリニッジ株式会社は、ECの黎明期より賑わいツールを開発。
手作業では大変なお客様サービスや、今売れた商品をリアルタイムに実況中継するウィジェット、新着レビューをサイトにスライド表示するウィジェットなどでショップ「ひとけ」「安心感」「売れている感」の演出を低コストで実現できます。
クライアント様の声に耳を傾けつづけ新たなサービスが増えつづけて現在14サービスを提供中。
・料金
初期費用:30000円
月額費用:10000円

おもてなし接客ツール

訪れたユーザーが、まるで実店舗で接客を受けているようなサービスを提供するツールを、「Web接客ツール(接客ツール)」や「おもてなし接客ツール」と言います。接客方法としましては主に2種類あり、ユーザーの行動履歴などから欲しているであろう情報(クーポンや限定商品、会員登録、特集)のバナーをブラウザ上にポップ表示する「ポップアップ型」。
ユーザーが気になる質問や問い合わせに対して、AI(人工知能型)やシナリオ(人工無能型)がチャット形式で対応する仕組みを「チャット型」と言います。またオペレーターがリアルタイムで反応できるツールもある。チャット形式という気軽さから購買行動に繋がりやすい特徴があります。いままで疑問に思っても電話やメール問い合わせするのに躊躇し離脱していたユーザーを引き留める効果も見込める。

Zen Clerk

タップやスワイプ、マウスジェスチャー、ページ遷移、画像の切り替え等の行動アクション約200種類のパラメータでアルゴリズムが生成されます。そのデータを0.05秒に1回の頻度で、収集・解析します。「購入を迷っている人」を検知し、クーポンなどのオファーをポップアップ表示します。
・料金
初期費用:0円
月額費用:成果報酬(ミニマムチャージ10000円~)

KARTE

来訪者のあらゆるデータとあわせて情報を解釈し、サイトに訪問中の「いまこの瞬間」の状況をリアルタイムに可視化します。視覚化された顧客の行動・感情は、さらにその先を予測可能なものへと変えていき、可視化した顧客に対して「適切なアクション」を「適切なタイミング」でアプローチを行います。ポップアップ表示や要素の書き換え等のウェブ接客や、メール、LINE、チャットに加え、アプリでのポップアップやチャット、プッシュ通知と様々な対応が可能です。
管理画面のUI/UXがとてもよく可視化された顧客の行動・感情を見ていて楽しい。
・料金
要見積

Flipdesk

WEBサイト上で訪問したユーザーひとりひとりの内容に合わせて接客を行い、売上増加やリピータを増加させる接客ツール。
・料金
初期費用:50,000~
月額費用:10万PVごとに5,000円

Fanplyer

ECサイトの売り上げアップ用のSEB接客ツールで、サイトを訪問したユーザーの行動データをリアルタイムで分析し、最適なタイミングでメッセージやクーポンなどの接客表示を自動的に行うツールです。
まずページを訪問した顧客の行動データーを収集・分析し、ターゲットをセグメントし設定します。そこからターゲットになる顧客がページへ来訪した際に自動的にツ-ルが接客しクーポンなどのアクションを起こします。そのアクションからの販売成果をもとに検証と評価し、改善を行い今後の販売戦略に実行していくというPDCAが行えるツールです。
・料金
要見積

 

⑪無料で使える!めっちゃ便利な分析ツール

Googleアナリティクス

GoogleアナリティクスはGoogleから提供されている基本無料のアクセス解析ツールで、多くの企業ホームページで使用されています。
常に機能の追加やバージョンアップやリニューアルがされている為、初心者には難しいといわれているが、しっかりと昨日を理解し使用すれば、何のキーワードから来てどの商品を購入したかなど、正確な情報を収集する事ができる。

シミラーWEB

自社のウェブサイトを世界中の競合他社と比較し、ウェブサイト・業界・アプリなどのセールス、市場トレンドのミニタリングし、何に投資したらよいかなどの分析し評価した内容で判断をするツールです。
SEOとPPCのキーワードの分析、分析対象のウェブサイトと同じ状況で訪問されるウェブサイトの調査分析、任意のウェブサイトへのリファラル・検索・ソーシャル・ディスプレイ情報を発見し、そこからの獲得戦略を確認し新しい情報を見つけるなど、色々な情報を所得する事ができます。

ヒートマップ

サイト訪問者が見たページのマウスの動きをサーモグラフィのような色の濃さで表現し、ユーザーがどのような心理でページを見ているかを可視化した手法です。ユーザーがページのどこがクリックされ、離脱し、どこがよく読まれているかなどを見ることができます。

HEATMAP

無料プランと有料プランのコースがあり、無料プランはマルチデバイス(PC・スマホ・タブレット)情報、ヒートマップ種別(スクロールヒートマップ/クリックヒートマップ/アテンションヒートマップ)でのサイトの閲覧、サイトのデジタルトランスフォーメーションを支援するデータ自動収集などの機能が利用する事ができます。
機能が制限されてない有料プランでは、ユーザーエンゲージメントを確認したり、コンテンツのABテスト、集客改善確認など他にもいろいろな機能あります。
無料プラン有(機能制限が解除された有料プラン有)

User Heat

訪問者のマウスの動きや滞在時間をもとにこのページがどのように見られているか可視化した「熟読エリア」、ページがどこまで読まれたか横幅とパーセントの数字で表した「終了エリア」、ページのどこがクリックされたかを可視化した「クリックエリア」、ページを訪れたユーザーがマウスをどのように操作したのかを、複数同時に確認できる「マウスムーブ」、ユーザーがどれくらいスクロールして離脱したかを表した「離脱エリア」の5種類のヒートマップでペ-ジを確認することができます。
1サイトあたり月間30万PVまで分析が可能ですが、それ以上になると計測はSTOPとなります。
通常のアクセス解析に加えて、 ヒートマップ、 PC・スマホ・タブレットユーザーの分析に対応した有料の企業向けのアクセス解析・UI/UX改善ツールのプランもあります。

⑫外部との折衝のコツとは?

モール所属のECコンサルタント(営業担当ECC・ECC)

楽天のECコンサルタントはECCと呼ばれ、楽天市場に出店している店舗を一人当たり100~300店舗ほど担当しており、店舗運営についてのアドバイスやコンサルティングいるといわれています。
Yahooやamazonでも同様に営業担当者となる人が存在していますが、Eコマース革命宣言後の出店店舗倍増により、楽天以上に多数の店舗を担当しているといわれています。

質問は電話?チャット?メール?

楽天は、電話、Viber(楽天が運営するチャット・通話ができるアプリ)、メール、訪問打ち合わせが主になります。
イベントや広告など運営に関する情報などは基本的にメールでのやり取りが一般的ですが、素早く連絡が取りたいときは楽天が推しているチャットアプリViberを使用するのが一番迅速にやり取りをする事ができます。
事前に打ち合わせの相談をしておけば、訪問頂いてのお打ち合わせなども対応して頂けます。
Yahooでの質問はメールと電話とあります。基本はメールでの連絡となり、問い合わせ用の電話番号もあるが、なかなかつながらない事とすぐの返答は見込めません。以前は訪問打ち合わせも可能でしたが、現在はあまり行っていない様子です。

優れたモール担当者の見分け方と上手な付き合い方とは?

ECCは売り上げ増大のアドバイスを行う仕事をしていますが、営業的なノルマもあるため人によってはただ広告提案の電話をしてくる人も時にはいます。
ですが予算や目標を含めて綿密に相談・打ち合わせする事で親身に相談に載ってくれ、有料でも質の良い広告の提案や、ポイント企画やセール参加などの提案、そして競合他社の動向からの改善点や提案など、まめに綿密に連絡をくださるECCは良い担当者と言えるでしょう。
担当の移動なども1年~数年であるので、その際は新しい担当の方への引継ぎをしっかりお願いし、新しい担当さんとも綿密に自社の予算・目標などを相談し、その中で何ができるかなどを相談するとよいでしょう。
Yahooショッピングも同様に担当者はいますが、メールなどでのキャンペーンや楽天よりも電話などで連絡してくる事は少ないので、楽天同様に自分から積極的にメールなどで連絡をとることで、担当者自身もまめに連絡や広告などの連絡をくれるようになります。Yahooは広告の結果がしっかりと出るシステムですので、自店舗の商材と担当者の反応を見ながら掲載する内容を変更していくのがよいでしょう。

 

⑬ECコンサル会社を選定するためのポイントまとめ

何を依頼したいのか?目的を明確化しよう

EC運営での最終的な目標は自店舗の商品で売上を上げるという部分になりますが、現時点の自店舗の状況を確認しそこからどれくらいまで売上を上げて店舗の実績をたいか、集客はどの程度必要か、など最終的に目指す【目的】を明確にしましょう。
目的を明確にすることで、コンサルティングするべき目的を達成するための目標(目標期限を含めた戦略、改善内容を盛り込んだ施策の運営内容、集客や売上の目標数値)などが見えてきます。

費用感に見合った会社を選ぼう

現在の会社の店舗運営状況に見合った費用で、希望している戦略や改善情報などEC運営に伴う施策を提案してくれるコンサルティング会社を選びましょう。

可能な限り電話または対面で相談しよう。

メールだけの相談では、お互いの文章から店舗運営に対する熱意や必要な情報などが、お互いが思っている事の温度感などが伝わりづらい場合があります。
できれば対面でお打ち合わせを、難しい状況の場合は、電話やスカイプやZoomなどのオンラインチャットツールなどで相談する事で、お互いの温度感や表情を見ることで任せられる会社であるかなどの判断材料にもなります。
遠方の場合も、電話もしくはスカイプやZoomなどのチャットツールなどを使用し、音声またはビデオ通話でやりとりをするとよいでしょう。

 

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