ショップや商品をブランドにまで育てるために「人物」がキーとなります。これを人物ブランディングといいます。
例えば、「有名フランス人パティシエ○○が作ったケーキ」を食べたとしましょう。そのケーキを人に薦めるとき、ショップ名や商品名よりも「有名フランス人パティシエが作った」という部分を先行話題にすることがあります。
この場合、リピーターとなるお客様は、スイーツよりもパティシエのファンになる場合が多くあります。パティシエのキャラクターをブランドにまで育てる事が出来れば、ショップとして成功です。
事務所と提携し、デビュー前タレントをショップキャラクターとして抜擢した事例
最近、居酒屋へ行くと名札をしている店員さんをよく見かけますがインパクト抜群だったのは「野武士」。まさかの女性でした。「本名のぶ子だから、読み方変えてのぶしです♪」何という紹介の仕方でしょうか。一発で、記憶に残ったわけですが、これも一つのブランディングだと思いました。お店の名前は覚えていないですが、野武士のいる店という記憶は忘れません。
思わずクチコミしたくなるような情報を提供することが必要です。
何もそれはパティシエである必要はなく、話題性を持たせたショップ店長や看板娘(野武士のような)が前面に出て、身近な出来事を発信することで○○さんがお奨めの商品という評判になれば、それも一つのブランディングです。