EC カート おすすめ3選【後悔しない選び方】【辛口評価】

EC カート おすすめとか、EC カート 選び方、ECカート 比較などを検索して
15選とか7選とかあると、そんなに多いのは選びきれない…と思っている皆さん
ECカートシステム選び、大変だけど、後悔したくないですよね。

専門用語が多いし、選択肢が多いので、ECを何年もつづけた経験がないと、よくわからないのが実情です。

ですから、今回のECカートシステム選びはよくみんなが後悔することを軸に、選び方を記事にしています。

2000社以上コンサルやECサイト立ち上げをしてきた
弊社が「結局このどれかだよね」というカートシステムを3選まで絞り込みました。

ただし、この記事の対象は
・ECカートシステムが多すぎてどれを選んでいいかわからない!
・ECカートシステムに詳しい人にピンポイントでこれがいい!とおすすめされたい
・月商規模的に数十万~3000万くらい
・物販(データを販売したり、ガチャや抽選システムではない)
という方々が対象です。

この記事を読むのもめんどくさい!というめんどくさがりの方は口頭で説明するのでこちらにお問い合わせください。

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■おすすめのECカートシステム3選【結論】

ECカートシステムのおすすめは、結論、詰まるところこの3つに絞られます。

・makeshop
・future shop
・shopify

なぜかというと
「ECを立ち上げる時」「立ち上げた後の運用時」
この両方で、他のカートシステムだと困ることがこれら3つのECカートシステムだと起きにくいからです

これまで色んなECのクライアントをサポートしてきましたが
先述の困ることが原因で(ECカート選びをミスっているせいで)
・上手くマーケティングできない
・上手く分析できない
・ECカートシステムの月額費が大きな足かせになる
こういったことが原因で売上停滞、ECカート変更、EC撤退を余儀なくされたところを沢山見てきました。

この記事を読んでいる方には、そうはなってほしくないのでそういった「困ること」を軸に説明したいと思います。

人は、GAIN=得する事より、LOST=困ることで説明した方が本気で理解しようとしてくれますよね。

ただ、「今どきのECカートシステムでそんなこと心配する必要ない」ということもあるので正しく恐れ、正しく備えましょう。

参考になったら幸いです。

おすすめECカートシステム3選の理由をさくっと見たいという方は
こちらをクリックしてください。>>

ちゃんとECカートシステム選びでよくある困りごとを把握していきたいという方はこのまま以下をお読みください。

■ECカートシステム選びで困ること【辛口評価付き】

では、ECカートシステム選びで困ること
1.EC立ち上げ時
2.EC立ち上げ後運用時
この2軸で列挙していきましょう。

■1.EC立ち上げ時

この際の困ることは以下です。

・ECカートシステム側の初期費用
・サイト制作費用(外注)
・在庫管理や顧客管理ツールを取り入れるか
・分析ツールの導入が手軽か

・ECカートシステム側の初期費用について:

ECサイトを立ち上げるのには、そのカートシステム側に初期費用を支払わなければならないことが多いです。

その金額は
無料や3,000円~500万以上、と本当にピンキリです。

【辛口評価】
初期費用が無料や10,000円未満のECカートシステムは機能が充実していないです。断言できます。

手軽にネットショップを開店して
後から機能が足りなくて、いろいろできなくて困るということが多いです。

ま、そりゃそうですよね。
機能が充実しているようなところはそれを売りにして儲けられるのに、わざわざ無料にする必要がありません。

この点でいうと、カラー〇ーとか、ショップ〇ーブという
ECカートシステムがありますが、これらは目標売上が小さくて
本当にとにかく手軽にネットショップをオープンしたいという方々にはマッチしています。

BA〇Eとかは、正直言って本格的ECを運営できないです。
個人事業主で趣味プラスアルファレベルの運用向けです。
話になりません。

逆に数十万、数百万以上かかるようなECカートシステムは
そのネットショップ専用のカートを0から作り上げるようなタイプです。
完全カスタマイズされたショップを作るイメージです。

月商規模が数十万~3000万くらいなら、そこまでする必要ないです。

このタイプのECカートシステムは
ソニーとかパナソニックとか、ナショナルブランドレベルが取り入れるようなものになります。

じゃ、どの辺りが狙いのゾーンかといいますと10,000~20,000円くらいになります。

この辺りのECカートシステムは
機能も充実していて、初期費用の金額的にも非現実的でないバランスの取れたものになります。

・サイト制作費用(外注):

この項目はECカートシステム側の初期費用と連動していますが
ECサイトを立ち上げるには、プログラミングなどの専門的知識と技術が必要になります。

ですので、ECサイト制作会社に外注して作ってもらわないといけません。

その相場もピンキリですが
100万未満くらいから数百万くらいが一般的です。

しかも、これとは別に商品の撮影なども必要になってくるのでECサイト立ち上げには、結構な金額が必要になります。

そこで、
ECカートシステムの初期費用 + 外注のサイト制作
これらをトータルで鑑みる必要があるというわけです。

初期費用、外注の制作費を支払ったら
マーケティング費用がない…ということにならないように先を見越したEC立ち上げの初期投資を考える必要があります。

・在庫管理や顧客管理ツールを取り入れるかについて:

ECサイトを立ち上げる時、基幹システムと連携が必要だったり最初から楽天やAmazonに出店するつもりのショップさんもいます。

その場合は、自社、モールなど各チャネル(=各売り場)で在庫を自動で調整するような在庫管理ツールが必要になったりします。

ECカートシステム自体にはそういった機能はないので
外部のツールを使う必要があり、その適用があるECカートシステムを選ぶ必要があります。

同様に、顧客の決済処理や発送処理を一件一件行うのは大変なので
効率化するツールも世の中には存在しておりそれの適用があるECカートシステムも選ぶ必要があります。

それが安いECカートシステムですと適応していなかったり
高いECカートシステムの場合は、適応するようにカスタマイズするといって高額な開発費を取られたりします。

このバランスも鑑みてEC立ち上げのプロジェクトを進める必要があります。

・分析ツールの導入が手軽か

EC運営のメリットは、リアル店舗と違って、ショップに訪れた人数や
滞在時間や購入率を数値化できること、つまり分析できることです。

そういったツールが世の中にはたくさんあり、自分たちのECサイトに特殊なタグを設置する必要があります。

そのツールで一般的なものは
Googleが無料で提供している「GA4」というものがあります。
※これは絶対必要です。

実はこの設置方法は「真の意味で」正確に分析するためには割と複雑なプログラミングが必要なのですが
安価なECカートシステムはGA4を設置できなかったり(対応してなかったり)
高価なECカートシステムは、タグを書き込むだけでお金を取られたりします。
※なんと70万円請求された事例もある!

※ちなみに「真の意味で」というのはマニアックなので詳細は割愛しますが
 注文工程ページは一般的にECは数ページありますが
 それら全ページでのユーザーの行動を数値化できる、というのが
 「真の意味」で分析できている状態です。
 それが、ECカートシステムのせいで出来ていないショップも多いです。

ですが、先述の3つのECカートシステムですとびっくりするくらいものすごく簡単にタグを入れることができます。

ですので、ECサイト外注制作会社にも気軽に依頼できます。

なんなら、この部分が一番困りごととして重要です。

分析できなかったら、自分たちのショップを改善しようがないため。

さて、ここまでEC立ち上げ時に良く困ることを列挙しました。

次は立ち上げ後運用時にフォーカスしたいと思います。

■2.EC立ち上げ後運用時

この際の困ることは以下です。

・マーケティング機能の拡張性可能&導入の手軽さ
・カートの月額費用(ランニングコスト)
・支払方法(決済)の豊富さ

・マーケティング機能の拡張性可能&導入の手軽さについて:

皆さんのほとんどが、楽天やAmazonで買い物したことがあると思います。

そんな中で、以下のようなものを見たことありますよね。

「この商品を見た人はこんな商品も見ています」というレコメンドや
「買い物かごに入れたままの商品があります」というお知らせや
「あなたはゴールド会員です」という会員ランクなどなど…
こういったものを楽天やAmazonでは、あまりまえのように
日々目にしていますが、実はこれを自社オリジナルECサイトで
再現しようとすると、結構な金額になります。
もしくは、ECカートシステムによっては再現できません。

上記のような機能は、ECの売上をアップしていくのに
必須のマーケティングなので、取捨選択して手軽に取り入れたいです。

この拡張性や安価に再現できる手軽さが売りのECカートシステムを絶対に選ぶべきなのです。

・カートの月額費用(ランニングコスト)

これはわかりやすいですよね。

ECの立ち上げ当初はすぐに売り上げが上がらないということも少なくないです。

高い売り上げがあったとしても、固定費はできるだけ下げるべきですよね。

そこで、カートの月額費は大きな負担、足かせになるので少ない費用の方がいいです。

ただ、ここで先述の困りごととのバランスを取るとあまり安いECカートシステムを選んでしまうと
マーケティング機能の拡張性がないなどで後悔することになることが多いです。

・支払方法(決済)の豊富さ

ECサイト運営をあまりしたことない方からするとこの項目は意外かもしれませんが実はあるあるの困りごとです。

ECサイトで使われる支払い方法の割合は以下となっています。



参考:【ネットショッピングの決済方法アンケート】利用頻度1位は、クレジットカード、続いてQRコード決済、コンビニ払い(Appliv TOPICS調べ)(2023年8月23日、ナイル株式会社)

できれば、これらをすべてカバーしていた方がいいです。

支払い方法なんてクレジットカードと代引きと
銀行振込くらいあればいいじゃんと思う方もいそうですが希望の支払い方法がないだけで、サイトを離脱され
同じような商品で希望の支払い方法がある競合ECサイトに奪われてしまうなんてことは頻繁に起きています。

これは本当です。

弊社のクライアントでキャリア決済を導入したところ売上が1.5倍以上になったこともありました。

※Amazonペイと楽天ペイは絶対入れたいですね。

支払い方法の豊富さは軽く見られがちですが実は大きな売り上げアップにつながるので
選択肢の多いECカートシステムを選びましょう。

■3つのECカートシステムがおすすめな理由

makeshop

初期費用:10,000円
月額費用:10,000円
※スタンダードなプランです。

・特に良いマーケティング機能

1クリック決済機能
会員ランク
「あと○円で送料無料です」表示
類似品レコメンド機能
買い物と同時に簡単会員登録
かご落ちメール
各種決済(ほとんどカバー)
Instagramショッピング機能
まとめ買い割引
GoogleAnalytics4(GA4)Eコマース設定対応
実店舗などの基幹システム連携
各種在庫や受注システム連携可能

これらの機能のおかげで以下の効果があります。
・訪れたユーザーをできるだけスムーズに購入させる(1クリック決済機能や簡単会員登録)
・顧客単価アップ(あと○円で送料無料やまとめ買い割引)
・離脱したユーザーも呼び戻す(かご落ちメール)
・分析もしっかり行える(GA4のEコマース設定対応)
・リピートを促す(会員ランク)

makeshopのメリット:

・初期費用と月額費用が安めで昨日の豊富さとのバランスが絶妙。
・1クリック決済機能:
 ECはページ遷移が多いほど離脱が多いので素晴らしい機能です。
・その他、ECとしての基本的マーケティング機能が充実しています。

makeshopあったらいい、惜しいポイント:

・クーポン有効期限お知らせメールがあるといい
・レビュー投稿でポイント付与
・クロスデバイス対応→SPでログインしてかごに入れた商品がPCでもかごに入っている
・画像でサジェストリンク→検索画面にサジェストが画像付で表示

makeshopがおすすめな方:

商品のバリエーション(サイズやカラー)が多いわけではなく
できるだけ月額費用は抑えつつ、売り上げ目標が
数十万のところからいずれは1000万くらいまで目指したい方。

futureshop

初期費用:22,000円
月額費用:24,000円
※スタンダードなプランです。

・特に良いマーケティング機能

会員ランク
「あと○円で送料無料です」表示
類似品レコメンド機能
買い物と同時に簡単会員登録
かご落ちメール
各種決済(ほとんどカバー)
Instagramショッピング機能
まとめ買い割引
GoogleAnalytics4(GA4)Eコマース設定対応
実店舗などの基幹システム連携
商品画像付のサジェストリンク
クロスデバイス対応
カート画面省略可能
ライブコマース
レビュー投稿でポイント付与
クーポン有効期限お知らせメール
各種在庫や受注システム連携可能

これらの機能のおかげで以下の効果があります。
・訪れたユーザーをできるだけスムーズに購入させる(カート画面省略可能や簡単会員登録)
・顧客単価アップ(あと○円で送料無料やまとめ買い割引)
・離脱したユーザーも呼び戻す(かご落ちメールやクロスデバイス対応)
・分析もしっかり行える(GA4のEコマース設定対応)
・リピートを促す(会員ランク)

future shopのメリット:

・ECの機能がかなり豊富です。
 商品画像付のサジェストリンクやクロスデバイス対応
 カート画面省略可能、クーポン有効期限お知らせメールなどなど
 ECコンサルしている私たちからしてほしい機能がちゃんとついています。

future shopあったらいい、惜しいポイント:

ポイントの有効期限をお知らせがあるといい。
やや月額費用が高い。

future shopおすすめな方:

商品数、商品バリエーションが多いものに強い(アパレルなど)。
ライブコマースなど先進的なEC運営をしたいならfuture shop一択。
月額売上が100万以上ないと厳しいかもしれません。上限はほぼないです。

shopify

初期費用:0円
月額費用:3,650円
※スタンダードなプランです。

・特に良いマーケティング機能

機能は無限。
makeshopとfuture shopにあるものはすべて存在しますが
その機能のアプリをECカートシステムにインストールするイメージです。
※アプリは有料のものあり

shopifyのメリット:

マーケティング手法を無限に表現できます。
マーケティングアプリは全てお試し期間があるので
効果がないアプリを使用せず無駄な固定費を精査できます。

shopifyあったらいい、惜しいポイント:

初期費用と月額費が低いのはいいですが
マーケティングアプリは「自ら試して取捨選択する」ということが必要です。
これが苦手な方は外注のEC運営代行業者が必須です。

shopifyおすすめな方:

月額費を抑えたい方。
「自ら試して取捨選択する」という自己解決能力がある方は
固定費を極限まで落として、素晴らしいECマーケティングが可能です。
→この辺りの知見も弊社はあるのでぜひお問い合わせください。

■まとめ【特典あり】

今回はECカートシステムのおすすめについて記事にしました。
とはいえ、中々記事を読んだだけではわからず、不安かと思いますので以下の特典をご用意しました。

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この記事を読んだとお問い合わせいただけましたら、無料で貴社の状況や目標をヒアリングしたうえで最適なカートを選定させていただきます。

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・LP制作:1枚約20万のところ15万
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